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ヤマトHD/輸出関連業務を集約する新サービス拠点が竣工

2008年06月09日/物流施設

ヤマトホールディングスは6月6日、グループのヤマトロジスティクスとヤマトパッキングサービスが、輸出梱包、輸出書類作成、通関手続き、荷積みを1か所で集約し、輸出梱包作業、輸出書類作成を同時並行して行うサービス「エクスポートファクトリー」を展開するため、モデル店「京葉主管支店」を千葉県市川市に完成させたと発表した。同主管支店の竣工は6月4日。
エクスポートファクトリーは、受注から船積までのプロセスを見直し輸出梱包作業と輸出書類作成・通関手続きを1か所に集約、書類作成と梱包作業を同時並行して行う仕組みで、特許出願中。
輸出に関する業務を1か所で完結することで、リードタイムを最大3日短縮、流通在庫の圧縮や書類作成費用などの輸出に関するコストを最大で20%削減する、としている。また、輸送回数が減る事で、CO2削減による環境対応の向上と積替回数減による事故率低下を可能にし、品質の向上などのメリットを合わせて提供する。
京葉主管支店は、「エクスポートファクトリー」展開のために開設したもの。京葉主管支店に続くエクスポートファクトリーとしては、2009年末に東京・大田区で京浜島センターを開設する計画。
■施設の概要
施設名:京葉主管支店
所在地:千葉県市川市二俣717-74
床面積:3097平方メートル(庫内1F作業エリア)

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