ヤマト運輸／ブラザー販売のリバース物流一括受託「ほぼ合意」

ヤマト運輸は6月12日、ブラザー販売の使用済み消耗品の回収受付業務を行うための、「ブラザー・ヤマトトナー回収センター」を6月16日に開設すると発表した。ブラザー販売製品のリバース物流の一括受託でもほぼ合意に達しており、今後、同社の一般物流受託に向けて協議していく方針。
ヤマト運輸では、2月から「宅急便引取サービス」を利用した使用済みトナーカートリッジ、ドラムユニットの回収業務を行ってきたが、顧客の利便性向上とスムーズな回収業務を行うため、「ブラザー・ヤマトトナー回収センター」を開設し、受付から回収までの一連の業務を受託した。
これにより、これまでブラザー販売が行ってきたWeb申込に加え、今後はヤマトグループのヤマトコンタクトサービスに窓口を開設することで、電話、ファクシミリでの申込に対応する。
ヤマト運輸では回収物流分野での新規開拓に取り組んでおり、今回のケースのほかに、キヤノンが行うトナーの当日引取りサービスを受託している。