国土交通省は7月16日、4月分のトラック輸送情報を公表した。特別積合せ貨物では、調査対象26社の輸送量が637万791トンと前年同月比で2.5%増加した。一日当たり輸送量は26万3256トンと同0.1%減の横ばいで推移した。
前年同月比で輸送量が伸びた要因は、年度末の需要増が一段落したものの、機械や繊維工業品日用品で貨物量が増加したためと見られる。
一般貨物(調査回答社数831社)では、3.5%増とこちらも微増を記録。地域別に見ると、北海道が畜産品や化学肥料などの輸送量が増加し、10.4%増となった。また、北陸信越もその他の石油製品の輸送増で、7.4%の伸びを記録した。