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三洋電機ロジ/家電量販店取引拡大で、売上高4.1%減も大幅増益

2008年07月25日/決算

三洋電機ロジスティクスが7月24日に発表した2009年3月期第1四半期決算(2008年4月~6月)は、売上高が内販の物流事業の縮小で92億2200万円(前年同期比4.1%減)となったものの、家電量販店の取引拡大で経常利益が5億4100万円(20.5%増)、当期利益が3億200万円(42.2%増)となった。

部門別にみると、ロジティクス・ソリューション事業では、夏商戦および北京五輪需要に向けてデジタル家電の荷動きが増加傾向で推移し、家電量販店などの既存顧客との取引拡大と宅配・設置事業の取引拡大に取り組むとともに、商品在庫型3PLシステムの拡大などが寄与し、売上高41億7100万円(1.0%増)、営業利益は56.5%増の4億9700万円となった。

国際物流事業では、グローバル化のニーズに対応する体制と国際一貫輸送サービス体制の構築により、国内外メーカー、有力フォワーダーの物流受託などに取り組んだが、前年同期では好調であった大型冷蔵庫やエアコン部材などの輸出入量が減少し、営業利益は56.8%減の2700万円となった。

国内の一般物流事業は、外販営業の強化として、流通系共同プラットフォームの活用に向けた家電メーカーなどへの営業、家電物流以外への事業領域の拡大、同業他社との共同物流による事業規模拡大などに取り組んだが、内販の生産物流の低下で、売上高は3.6%減の47億9800万円も営業利益は12.3%減の3億3300万円となった。

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