共栄タンカーの2009年3月期第1四半期の業績は、売上高25億6000万円(前年同期比20.7％減)、営業利益3億1100万円(15.3％減)、経常利益1億5500万円(26.0％増)、当期利益8100万円(24.6％増)となった。
ダブルハル・タンカーのスポット市況が高止まりし、ダブルハル・タンカー中心の長期貸船契約が好調だったほか、全船がフル稼働した。反面、昨年まで船隊に含まれていたタンカーを一隻売却したため減収となった。
通期では1月、6月に竣工したプロダクト船が船隊に加わり、さらにもう2隻を建造中で、船腹需要がタイト化していることもあり、増収を期待しており、通期の業績予想は売上高104億円、営業利益12億円、経常利益3億2000万円、当期利益1億6000万円を見込む。
