日新が8月11日に発表した平成21年3月期第1四半期の業績は、売上高が555億5500万円（前年同期比0.7％減）となり、営業利益15億2300万円（3.4％増）、経常利益18億円（3.2％減）、当期利益12億1000万円（12.2％増）となった。
主力の国際物流事業で、インド、ベトナム、ポーランドなど新成長地域での事業基盤の拡充を図るとともに、ASEAN域内輸送サービスの提供やメキシコにVMI倉庫を開設するなど海外間物流の取組みを強化し売上高は325億2100万円となった。
国内物流事業では、自動車運送事業が、石油化学関連製品の取扱いは底堅く推移したが、燃料費の高騰など厳しい状況が続き、倉庫事業および構内作業では、食品、化学品などの取扱いが、堅調に推移した結果、売上高は96億2500万円となった。
