商船三井は米クリーンエナジー ロジックス社(カリフォルニア州)と共同で、現地時間10月15日に自社コンテナ船(MOLエンタープライズ 4500TEU型)への電力供給実験を行い、成功した。この結果、陸上のLNGを燃料とする可搬式発電機から電力が供給できることを証明した。
実験はクリーンエナジー ロジックスの技術を用いて、発電機からの電力を、バウスラスターモーター用電源線を通して陸上から供給。重油燃料の船内発電機4基中、2基を停止して送電した。それによって、停泊中の船舶から発生する窒素酸化物などの環境汚染物質の排出を大幅に抑制できた。