DHLは11月4日、同日から17日までに荷物の持ち込み拠点のエクスプレスセンターを順次開設すると発表した。北は北海道のDHL札幌エクスプレスセンターMBE札幌駅前店から、南はDHL那覇エクスプレスセンターMBE那覇松山店まで計57箇所を開設する。これにより、DHL の国内総拠点数は134店舗・拠点となる。
開設するエクスプレスセンターは、私書箱サービスなどのメール・ボックス・エトセトラを展開するMBEジャパンとの業務委託契約で開設される。57店舗では主に海外向けの書類や貨物の発送受け付けを行うほか、DHLシンプルパックサービスの新パッケージ「ビッグボックスタイプ」も提供。封筒サイズ、ボックスサイズより大きな貨物の発送が可能になる。
料金は重量に関わらずアジア太平洋地区など仕向地のゾーン別料金を適用するため、燃油サーチャージの影響を受けないという。今回の拠点拡充で、DHLは主力の法人顧客のほか、海外に小口貨物を送りたい個人需要を多く取り込みたい考え。