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櫻島埠頭/各部門で増収増益、営業利益121.9%増

2009年02月01日/決算

櫻島埠頭が1月30日に発表した2009年3月期第3四半期決算によると、売上高は39億5600万円(前年同期比11.2%増)、営業利益3億6400万円(121.9%増)、経常利益3億9100万円(113.6%増)、当期利益1億8300万円(2.2%増)の大幅増益となった。

事業別の概況は、ばら貨物部門の荷役業務で石炭、コークスなど主要貨物の取扱数量が伸び、荷役数量169万トン(39.0%増)と増収となった。これにより関連する海上運送、保管、陸上運送、その他業務もそれぞれ増収を確保。ばら貨物部門の売上高は14億6800万円(24.1%増)となった。液体貨物部門は、石油類は契約満了のタンクに新たな貨物を誘致し増収。一方、化学品類は取扱数量の減少で減収となった。売上高は11億1700万円(1.2%増)と微増。

物流倉庫部門は、危険物倉庫が荷役業務で増収。低温倉庫は、顧客の取扱数量増によりこちらも増収。一方、自社運営の冷蔵倉庫は、貨物構成の変更で取扱数量が減少したため減収となった。第2低温倉庫は、取扱数量の増加で増収となり、食材加工施設も前期並みに推移した。売上高は13億6800万円(8.0%増)。

通期の業績予測は売上高49億円(2.0%増)、営業利益1億5000万円(9.5%減)、経常利益1億7000万円(2.6%減)、当期利益8000万円(54.2%減)と増収減益の見通し。

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