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櫻島埠頭/当期利益は4.4%減

2008年11月04日/決算

櫻島埠頭が10月30日に発表した2009年3月期中間決算によると、売上高は25億7800万円(前年同月比9.4%増)、営業利益は2億4600万円(134.2%増)、経常利益は2億5700万円(131.5%増)、当期利益は1億3300万円(4.4%減)となった。

港湾貨物のうち、原材料を中心とするばら貨物は、取扱数量の増加で前年同期に比べ増収となった。液体貨物の分野でも微減となった。また、物流倉庫については、低温倉庫と第2低温倉庫で荷役数量が増加し、増収となった。

セグメント別の状況をみると、荷役業務は、原料確保の前倒し輸入で石炭とイルメナイトの取扱数量が伸び、荷役数量は101万トン(27.2%増)と増加した。荷役数量の増加に伴い、海上運送業務と保管業務、陸上運送業務はそれぞれ増収となった。このため、ばら貨物部門の売上高は9億3800万円(19.3%増)。

また、石油類は、工業用原料油などのタンクの一部が契約満了となったが、新たにガソリンなどの白油と重油を取り扱うことで、若干の増収となった。化学品類は、ほぼ前年同期並みの売上高となった。これにより、液体貨物部門の売上高は7億4900万円(1.8%増)。

一方、危険物倉庫は、荷役業務でわずかに増収となった。低温倉庫は、顧客の取扱数量の増加で増収となった。自社で運営する冷蔵倉庫は、貨物構成の変更で取扱数量が減少したため、減収となった。
第2低温倉庫は、取扱数量の増加で増収となった。食材加工施設については、ほぼ前年同期並みに推移した。このため、物流倉庫部門の売上高は8億8800万円(6.9%増)。

なお、通期の見通しは、売上高は49億円、営業利益は1億5000万円、経常利益は1億7000万円、当期利益は8000万円となる見込み。

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