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住友倉庫/第3四半期の当期利益15%減

2009年02月10日/決算

住友倉庫が2月9日発表した2009年第3四半期連結業績(累計)によると、売上高1041億400万円(前年同期比0.6%増)、営業利益58億3100万円(8.8%減)、経常利益67億200万円(9.3%減)、当期利益35億3600万円(15.0%減)の増収減益となった。

事業別にみると、物流事業の売上高は965億1600万円(0.5%増)、営業利益は45億1600万円(9.4%減)。同事業を個別にみると、倉庫売上高は147億4700万円(2.3%増)。前年度に稼働した新規施設などが寄与した。コンテナ荷捌きが中国や中近東向け輸出取扱いを中心に堅調に推移したことや中国航路での新規取扱いなどによって、港湾運送売上高は293億4700万円(2.7%増)となった。

国際輸送売上高は232億8300万円(1.3%減)で、航空貨物の取扱いが輸出を中心に低調に推移したことなどが影響した。陸上運送ほか売上高については、第1四半期に稼働した配送センターの物流施設運賃収入が計上されたが、主力の陸上運送収入の減少が響いて291億3800万円(1.0%減)だった。

不動産事業の売上高は77億3500万円(0.0%)、営業利益は45億8100万円(7.1%増)。

営業利益の減少は、新規施設稼働に伴う減価償却費や不動産取得税などの一時費用の発生が主な要因。また、当期利益の減少は投資有価証券売却益を計上した前年同期の反動などによるもの。

通期の業績予想を修正し、売上高1330億円、営業利益73億5000万円、経常利益79億円、当期利益42億円を見込む。

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