日本貨物鉄道は1月の輸送動向を発表し、コンテナ貨物は前年同月比で14.2%減の150万4000トン、車扱貨物が105万9000トン(8.9%減)と大幅な減となった。
荷動きは、前月に続いて前年を大きく下回り、品目別に見ると、コンテナ貨物は、食料工業品が唯一前年を上回ったものの、自動車部品、化学工業品、化学薬品、紙・パルプなどが前年を大きく下回った。
車扱貨物は、石油、セメント・石灰石などすべての品目が前年を下回り、石油は価格の下げ止まりにより、灯油、揮発油が堅調な出荷ペースとなったものの、工場生産活動の減速の影響も受けた重油が減送となり、石油全体ではわずかながら前年を下回った。