国土交通省が3月6日発表した造船造機統計速報（2009年1月分）によると、1月分の造船主要52工場の鋼船建造実績は、起工19隻（81万7000総トン数G/T）、竣工35隻（171万総トン数G/T、竣工船価1762億円）だった。基準時（2005年）の竣工船価（合計）月平均で除した生産指数は175.3（前年同月比11.8％減）となった。
竣工実績はすべて輸出船。内訳は、パナマなど向けの一般貨物船5隻、パナマ・シンガポールなど向けのばら積み船7隻、パナマ・リベリア向けコンテナ船3隻、パナマ向け自動車専用船1隻、パナマ・リベリア向け鉱石兼ばら積み船6隻、パナマ向けその他貨物船1隻、シンガポール・マーシャル諸島向け一般油送船6隻、パナマ向け化学薬品船4隻、バハマなど向けのその他油送船2隻だった。
鋼船修繕実績は112隻、工事金額82億円。
1月分の造機主要46工場の船用機関などの製造高は428億円（8.7％増）だった。
