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センコー/3月期の売上高4.1%増、当期利益7.0%減

2009年04月27日/決算

センコーが4月27日に発表した2009年3月期決算によると、通期の業績は売上高2126億5900万円(前年同期比4.1%増)、営業利益55億6300万円(8.1%減)、経常利益55億3300万円(8.7%減)、当期利益28億4800万円(7.0%減)となった。

同期は、流通サプライチェーン・マネジメントを提供し、量販店・小売物流を中心とした業務開拓を推進。また新たな物流拠点として、大阪府泉大津市に泉北バルクターミナル、千葉県市川市に市川ファッションロジスティクスセンター、茨城県常総市に内守谷センター新倉庫、奈良県大和郡山市に奈良第3PDセンター、岡山県倉敷市に水島第3物流センターの各拠点を開設。

このほか大分県大分市に中間製品倉庫を開設し、船舶ではケミカル船「扇泰丸」、液化アンモニア船 「扇凛丸」を竣工した。

事業別の概況は、運送事業が上期には燃料価格コストアップ分の料金を是正できたものの、下期は石化樹脂物流を中心に、国内輸送貨物・輸出貨物が大幅に減少し、売上高は1239億6300万円と0.8%減となった。

流通加工事業は、同期に開設した市川ファッションロジスティクスセンター、内守谷センター新倉庫などの大型設備開設効果により、事業収入は666億1800万円と7.6%の増収。

石油販売事業などその他事業は、石油販売の単価上昇による増収、商事販売事業の荷役資材販売の増収などで売上高220億7600万円と26.7%増となった。

次期はシステム物流の拡大、ローコスト経営の強化などで売上高は2320億円(9.1%増)、営業利益59億5000万円(6.9%増)、経常利益58億円(4.8%増)、当期利益29億円(1.8%増)の見通し。

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