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コマーシャル・アールイー/特別損失でさらに下方修正、当期損失115億円に

2009年05月13日/決算

コマーシャル・アールイーは5月12日、2月13日に発表した2009年3月期決算の修正業績予測をさらに修正した。修正後の予測値は売上高530億円(当初予測より7.0%減)、営業損失55億円(当初33億2000万円の営業損失を予測)、経常損失61億円(39億1000万円の経常損失)、当期損失115億円(81億5000万円の当期損失)の下方修正となった。

修正の理由は、棚卸資産評価損と減損損失、投資有価証券評価損の計上のため。棚卸資産評価損は、第4四半期連結会計期間に見込んでいた売却見込案件(4案件、総額34億円)が3月期内に売却できなかったこと、一部の売却見込案件において見込み価格よりも5億円減額して売却を行ったことなどから、棚卸資産の売却価格を厳格に見直し連結13億2600万円、個別12億700万円の評価損を売上原価に追加計上した。

減損損失は、子会社のユーティライズ、コスモライトの同期の業績、今後の事業展開などを踏まえ、超過収益力の見積を再検討した結果、両社の株式取得時に発生したのれんについて減損損失6億3300万円を計上する。

投資有価証券評価損は、時価が下落し、その回復可能性が認めにくいものについて減損処理し、評価損2億2200万円を計上する。

これらに加え賃貸仲介店舗の一部撤退費用6億9500万円を中心とする子会社のリストラ費用を8億9700万円、個別決算のリストラ費用3億1700万円を主要因として、事業再構築に係る特別損失12億1400万円も合わせて計上する。

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