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ハマキョウレックス/近物レックスの改革で当期利益8割増

2008年08月01日/決算

ハマキョウレックスが7月31日に発表した2009年3月期第1四半期の業績は、売上高202億77百万円(前年同期比2.3%減)、営業利益10億89百万円(66.8%増)、経常利益11億35百万円(83.0%増)、当期利益5億62百万円(80.8%増)と大幅な増益になった。

物流センター事業は、売上高は89億6400万円(6.7%増)で、営業利益は9億5400万円(28.8%増)で、前連結会計年度に9センター(藤沢第2センターや浜松市高岡センターなど)が新規でフル稼働したほか、当期までに7センター(札幌、千葉県野田、米原、大阪府門真、川崎、相模原、福岡)が新たに稼動し、業績に寄与した。

貨物自動車運送事業では、売上高は113億1300万円(8.4%減)は下がったものの、営業利益は前年同期が8800万円の損失だったのが、2億2200万円増加し、1億3400万円と大幅に拡大した。

また、2007年9月から実施した4つの柱(給与体系の変更、幹線輸送系統の抜本的見直し、運賃是正、セールスドライバーの稼働率アップ)を中心に近物レックスの経営を改善し、人件費、外注費、有料道路代などの削減で、同社の営業利益は約2億5000万円回復した。

燃料高騰対策として、2008年5月から週末に集荷した荷物を着日ごとに選別し、幹線便の絞込みを行うことで幹線便の集約を実施し、月額約1300万円の幹線輸送経費を削減するとともに、2008年7月から燃料サーチャージ制の導入を行い、利益確保に取り組んでいる。

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