LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

宇徳/港湾事業で営業損失2800万円、固定費用が収益を圧迫

2009年07月30日/決算

宇徳が7月30日発表した2010年3月期第1四半期業績によると、売上高91億8500万円(前年同期比23.4%減)、営業利益1億6500万円(81.1%減)、経常利益1億6900万円(81.0%減)、当期利益8500万円(84.0%減)となった。

港湾事業の売上高は31億5700万円(29.3%減)、営業損失2800万円(5億9700万円の営業損失)。事業の基盤である京浜港における荷動きは輸出の一部に回復の兆しがあわられてはきたものの先行きは不透明な状況。

取扱いは、コンテナについては前年同期比減ながら安定的だったが、車輌や建設車輌は依然として前年同期比半減の低水準で推移した。営業収入は前年同期比大幅な減少となり、営業損益については固定費用が収益を圧迫し営業損失を計上する結果となった。

物流事業の売上高は32億1600万円(28.2%減)、営業利益6700万円(60.9%減)。海上輸送契約は大型案件を継続的に受注できたが、全般的に減少した取扱貨物量は復調にいたらず営業収入は前年同期に比べ大きく減少。取扱い貨物量の減少に伴い倉庫の集約化・運行車輌の見直しなどの諸施策を実施しコスト削減に努めたが、営業利益は前年同期比減益となった。

通期の業績予想は、売上高405億円、営業利益11億円、経常利益11億円、当期利益7億円を見込んでいる。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース