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住友倉庫/通期の売上高4.3%減、当期利益68%減

2009年05月11日/決算

住友倉庫が5月11日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は1318億7100万円(前年同期比4.3%減)、営業利益71億2600万円(15.7%減)、経常利益77億6700万円(15.5%減)、当期利益16億7100万円(68.0%減)の減収減益となった。

事業別の概況は物流事業の倉庫業で、前年度に稼働した新規施設が寄与し、倉庫収入は193億5600万円(1.1%増)と微増。港湾運送業では、上期はコンテナ荷捌・一般荷捌とも堅調に推移したが、下期は取扱量の大幅減少で港湾運送収入は372億4000万円(2.0%減)となった。

国際輸送業では、一貫輸送が主力の日中間が前年度比で減少したほか、上期が堅調だった航空貨物の取扱いが下期に落ち込んだことで売上高は276億3800万円(12.1%減)。陸上運送業とその他の業務では、前年度に稼働した新規施設の賃貸収入が寄与したものの、陸上運送収入の減収で、375億3100万円(4.2%減)となった。

物流事業全体の売上高は1217億6700万円(4.7%減)、営業利益は新規施設の減価償却費や不動産取得税などの一時費用の発生などで54億8800万円(16.1%減)となった。

来期は物流各部門の取扱量減少などで、売上高1190億円(9.8%減)、営業利益63億円(11.6%減)、経常利益66億円(15.0%減)、当期利益35億円(109.4%増)の見通し。

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