ロジネットジャパンが8月7日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は89億1800万円（前年同期比3.6％減）、営業利益9200万円（76.5％増）、経常利益5200万円（268.8％増）、当期利益400万円（90.7％増）となった。
利益面で、前年からの施策であるグループ内製化による輸送体制の改善や効率的な人員の再配置を実施したことなどで輸送原価が低減し増益を確保した。
事業別の概況は、運送事業が新規顧客の誘致を図ったものの、景気低迷の影響で貨物自動車運送部門とJRコンテナ部門の取扱いが減少。事業全体の売上高は7.7％減の82億1500万円となった。
物品販売事業は車両などの販売が減少し、売上高は19.3％減の6700万円。
その他事業は観光部門に係る営業収益の表示方法を変更したことなどで、売上高は142.6％増の6億3400万円だった。
通期は売上高395億円（0.7％増）、営業利益9億円（24.9％増）、経常利益7億円（23.7％増）当期利益3億円（39.1％増）を見込んでいる。
