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日本鉄鋼連盟/5月の粗鋼生産量は649万トン、前年同月比38.5%減

2009年06月19日/調査・統計

日本鉄鋼連盟が6月18日に発表した5月の鉄鋼生産概況月次によると銑鉄(鉄鉱石を溶解させた状態)、粗鋼、熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼) の生産量はいずれも、前月比では増加したものの、前年同月比では減少した。

銑鉄の生産量は487.5万トンと前月比で49.0万トン・11.2%増と増加した一方、前年同月比では35.0%減と大きく落ち込み、8か月連続の減少となった。5月末の高炉稼働基数は前月と同じく34基中24基だった。

粗鋼生産量は648.8万トンと、前月比で75.3万トン・13.1%増、前年同月比で38.5%減と前月比では2か月振りに増加し、前年同月比では8か月連続の減少となった。鋼種別生産量では、普通鋼が539.6万トンと前月比13.6%増(前年同月比34.4%減)、特殊鋼が109.1万トンと同10.8%増(同53.0%減)となり、普通鋼は8か月連続、特殊鋼は7か月連続の減少となった。熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は565.1万トンと93.3万トン、19.8%増(39.0%減)と、やはり8か月連続の減少となった。

主要品種の生産内訳では、最大のウエイトを占める広幅帯鋼が249.9万トン(37.6%増、前年同月比37.1%減)とこちらも8か月連続で減少した。厚板は73.1万トン(10.1%減、同32.9%減)と4か月連続で減少。条鋼類では小形棒鋼が76.7万トン(8.0%増、同26.7%減)と21か月連続で減少し、H形鋼は26.2万トン(26.9%増、同 44.1%減)と9か月連続の減少を記録した。

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