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日本ロジスティクスファンド/7月期の経常利益3.7%減

2009年08月31日/決算

日本ロジスティクスファンド投資法人が8月31日に発表した2009年7月期決算(運用、資産の状況)によると、売上高は45億2300万円(前年同期比6.0%増)、営業利益21億3500万円(1.8%増)、経常利益19億5100万円(3.7%減)、当期利益19億5000万円(3.7%減)となった。

2009年7月期は東雲物流センター(118億円)や加須物流センター(37億9000万円)を追加取得し、期末時点で計26物件(総額1158億500万円)を運用中。総資産額は1206億9300万円となっている。物件の稼働状況は、八千代物流センターの一部賃貸契約解除で稼働率は99.2%。

一部建て替え中の大東物流センターは、事務所建物のリニューアルと建て替え対象物件の解体が完了し、新倉庫の建託確認申請が許可された。新倉庫は2010年7月に完成予定。

期末時点での有利子負債は292億円、有利子負債比率は24.2%。すべて長期借入金とし、負債の長期固定割合を72.6%まで高め、極度額50億円のコミットメントラインを再設定し、バランスシートの健全性を最優先した財務戦略を実行中。

消費者向け物流のテナント割合を高めているものの、賃料相場は引き続き弱含みでの推移を想定し、テナントとのコミュニケーションを密にし、既存テナントの中長期的賃貸を基本に、長期賃貸への契約更改なども積極的に行う。

また、三井物産などのネットワークを活用し、新規物件情報の早期取得、相対取引を促進、広範な物流需要に対応しうるスペックを判断基準に新規物件も取得していく。新規取得はポートフォリオの地理的分散に留意し、経済変動や地震などのリスクを最小化する。

来期は売上高45億9100万円、営業利益23億6100万円、経常利益21億400万円、当期利益21億300万円を見込んでいる。

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