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京極運輸商事/人件費の削減効果で通期の当期利益2.7倍上方修正

2009年10月23日/3PL・物流企業

京極運輸商事は10月23日、5月15日に発表した2010年3月期第2四半期、通期の個別業績予測値を修正した。修正後の予測値は第2四半期の売上高が27億5800万円(当初予測値より5.1%増)、営業損失500万円(当初3800万円の営業損失を予測)、経常利益700万円(4200万円の経常損失)、当期利益2000万円(4800万円の当期損失)の上方修正となった。

通期は売上高54億7500万円(3.5%増)、営業利益3000万円(15.4%増)、経常利益3500万円(150.0%増)、当期利益3800万円(171.4%増)の上方修正となった。

第2四半期累計期間の売上高は、港湾運送と通関部門での円高による輸出取扱量の低迷で売上高の減少もあったが、化学品などの輸送部門の貨物取扱量の増加、倉庫部門の貨物取扱量の増加などで当初の公表値を上回る模様。損益面では希望退職や役員報酬・管理職の賃金カットなど、人件費を中心とした経費削減の効果で営業損失が圧縮される見込み。賞与引当金戻入額などの特別利益で当期利益は当初の損失から2000万円の利益計上となる。

通期は、港湾運送と通関部門の円高による輸出取扱量の低迷で、売上高の減少が継続するなど減益要因もあるが、第2四半期の推移などから当初の予測値を若干上回る見込み。

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