杉村倉庫が10月29日に発表した2010年3月期第2四半期の業績は、売上高50億9100万円（前年同期比5.5％減）、営業利益4億5600万円（13.3％減）、経常利益3億5600万円（20.8％減）、当期利益1億5400万円（22.1％減）となった。
倉庫業は、輸入雑貨、医療機器などの取扱が増加した反面、米・大豆、オートバイ部品が減少し、保管料収入が減少した。
また、これまでの倉庫事業グループから不動産賃貸事業グループに変更した営業倉庫物件の売上高が、これまでの保管料収入から賃貸料収入へと変更されることになったこともあって、外部顧客に対する売上高は26億600万円（8.4％減）、300万円の営業損失となった。
運送業は、販売促進用品などの取扱が増加したが、機械類の配送やエア・カーゴの取扱が減少し、運送料収入が減少した。これにより売上高は18億1800万円（9.3％減）、営業利益7300万円（29.6％減）となった。
通期は売上高101億円（5.2％減）、営業利益9億円（12.3％減）、経常利益6億3000万円（25.5％減）、当期利益2億8000万円を見込んでいる。
