飯野海運が10月29日に発表した2010年3月期第2四半期の業績によると、海運業の売上高は177億100万円(前年同期比32.2%減)、営業利益は4億5300万円(87.4%減)となった。
オイルタンカー部門は、市況低迷下で稼動が減少し、売上高は19億7900万円。ケミカルタンカー部門は、中東のプラントでトラブルが相次いだことやアジアのケミカル製品需要が落ち込み、売上高76億9900万円。
大型ガスタンカー部門は、LPG船及びLNG船共に既存中長期契約への投入を継続し、売上高は16億400万円。
小型ガスタンカー部門は、内航がLPGが不需要期のため稼動が減少し、近海では支配船腹の多くを中長期の契約に投入し安定収益を確保しており、売上高は20億1100万円。
貨物船部門は、専用船2隻の稼動が減少し、売上高は37億5800万円。