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東海運/売上高2割減、当期損失1億3500万円

2009年10月30日/3PL・物流企業

東海運が10月30日に発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高172億4100万円(前年同期比20.6%減)、営業利益7700万円(89.9%減)、経常利益900万円(98.7%減)、当期損失1億3500万円(前期は4億100万円の当期利益)となった。

物流事業では、国際貨物について、前年同期は堅調であった中国・東南アジア向けの海上コンテナの取扱量は微減に止まったが、ロシアをはじめとするCIS地域向けのパイプ・建設機械の輸送取扱量が大幅に減少。国内貨物についても、連結子会社の増加に伴う営業収益の増加はあったが、ガラス・セメント・鋼材などの各種建材関連資材の輸送量が減少した。物流事業全体の売上高は121億400万円(21.8%減)、営業利益3億6500万円(64.3%減)となった。

海運事業では、外航貨物船における新規輸送物件受注に伴う増収はあったが、セメント需要の落ち込みにより内航セメント船の取扱量が減少。環境関連事業として取組んでいる産業廃棄物の取扱量も減少した。用船コストや修繕費の削減などにより利益を確保した。海運事業全体の売上高は48億7000万円(18.7%減)、営業利益は2億1800万円(1.4%増)だった。

通期の業績予想は、売上高350億2400万円、営業利益1億4900万円、経常利益9100万円、当期損失1億3500万円の見通し。

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