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伏木海陸運送/各事業の営業利益減、営業損失5000万円

2009年11月09日/3PL・物流企業

伏木海陸運送が11月9日に発表した2010年6月期第1四半期決算によると、売上高は23億3100万円(前年同期比27.3%減)、営業損失5000万円(前期は3億6900万円の営業利益)、経常損失4500万円(3億8400万円の経常利益)、当期損失3700万円(2億5100万円の当期利益)となった。

各事業の状況は、港運事業の売上高が荷動き低迷により11億6600万円(39.5%減)の減収、営業利益は1900万円(95.2%減)の大幅減益となった。取扱量も89万2000トン(37.5%)の大幅減となった。主な輸移入貨物は、ウッドチップ、石炭、コンテナ貨物など。輸移出貨物は、韓国、中国、東南アジア向けコンテナ貨物とロシア向け自動車・雑貨並びにスクラップ、パルプなどだった。

通運事業の売上高は、昨年の大手製紙工場の閉鎖でJRコンテナの取扱いが減少し、4600万円(72.0%減)と大幅減を記録。営業損失は2800万円(18.1%減)と営業損失が増加した。取扱量も4000トン(85.6%)と大幅に減少した。

倉庫業の売上高は8200万円(1.1%減)、営業利益は1400万円(9.9%)となった。取扱量は11万5000トン(21.8%減)と減少した。主な保管貨物は、オイルコークス・ダスト、巻取紙、製材・集成材、その他の輸出入品など。

貨物自動車運送業の売上高は、工場稼働率の低下でウッドチップ、石炭などの輸送量が減少し、5億2200万円(18.8%減)、営業利益は600万円(81.2%減)と大幅減益となった。取扱量は63万3000トン(34.0%減)で、主な輸送貨物は、ウッドチップ、国際海上コンテナ貨物など。

ローリー運送事業の売上高は、企業の生産活動の低下に伴う軽油・重油の出荷量の落ち込みで1億4900万円(39.7%減)、営業損失は1900万円と1600万円増加した。

通期は売上高100億円(2.5%減)、営業利益3億2000万円(6.2%減)、経常利益2億8000万円(7.3%減)、当期利益1億4000万円(33.0%減)を見込んでいる。

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