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日新/国内外で荷動き低調で売上高29.7%減、営業損失3億7500万円

2009年11月09日/3PL・物流企業

日新が11月9日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は787億4300万円(前年同期比29.7%減)、営業損失3億7500万円(前期は26億8100万円の営業利益)、経常損失2億2500万円(28億9700万円の経常利益)、当期損失4億6000万円(18億8400万円の当期利益)となった。

第2四半期の国際物流事業は、海上貨物事業で輸出は自動車関連貨物の荷動きに底打ちの兆しはあるものの機械類などが低調で、航空貨物事業でも仕入れ運賃の上昇に価格転嫁は進まず、収益面で厳しい状況が続き売上高は440億7600万円、営業利益は8億2100万円となった。

国内物流事業の自動車運送事業は、潤滑油輸送などの石油化学製品輸送が需要低迷で低調だったが、鉄道輸送へのモーダルシフトの機運の高まりから鉄道運送事業は底堅く推移。倉庫事業ではチーズなど食品の取扱いは比較的堅調だったが、全体的な回復は限定的で、売上高は169億6800万円、営業利益は3億400万円となった。

旅行業及びその他の事業の売上高は176億9700万円、営業利益は1000万円だった。

通期は取扱量の回復に時間がかかることなどから業績予測を修正しており、売上高1649億円(16.7%減)、営業利益11億円(68.8%減)、経常利益10億円(71.3%減)、当期利益2億円(86.8%減)を見込んでいる。

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