LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

双日/ロシア穀物協会と戦略的関係を構築、アジアでロシア小麦拡販

2009年11月20日/国際

双日は11月20日、ロシアなど29か国に500社以上の会員を抱えるロシア穀物協会と、アジア市場でのロシア小麦の販売促進に向けた戦略的パートナーシップ契約を締結した。

提携の第1弾として、2010年2月下旬にシンガポールでロシア穀物セミナーを共催し、ロシア小麦の拡販を図る。双日は、ロシア穀物協会がアジアの企業と戦略的パートナーシップ契約を結ぶのは今回が初めてとしている。

ロシアは2008年現在、世界第3位の小麦輸出国で、2008年の年間輸出量見通しは1840万トン。ロシア農業省は2018年には小麦輸出量を3500万トンに拡大する計画を打ち出しており、一方2008年のアジアの小麦輸入量は3450万トンと世界の小麦輸入量の約26%を占めている。

両者は今後、アジア市場のほか中東・アフリカ市場の開拓や小麦の安定供給にかかわる施策も検討し、食料資源の確保や供給の安定化に貢献する。

関連記事

国際に関する最新ニュース

最新ニュース