山九は12月9日、研修生受け入れ事業「友誼の橋」の30周年記念式典を11月6日に中国交通運輸部と北京市で開催したと発表した。
友誼の橋は1980年、中国・上海宝山製鉄所向けのプラント機器･資材輸送に際し、中国交通部(現交通運輸部)と「研修生受け入れに関する協議書」に署名して開始した。
ことしは受け入れの30周年で、受け入れた研修生は総数160名で、式典には交通運輸部、研修生OB、日本大使館関係者など日中政府関係者約100名を招き、開催した。
馮正霖・中国交通運輸部副部長が「山九は30年に亘り、中国交通分野の人財育成に多大な貢献を果たした」と述べたほか、中村社長が両者の今後について「継続は力なり、今後は相互補完の関係へ進展させ、更なる友好協力関係を築いていきたい」と述べた。
