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センコー/新拠点の寄与で、営業利益9.7%増

2010年01月28日/3PL・物流企業

センコーが1月28日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は1691億4100万円(前年同期比2.1%増)、営業利益53億5500万円(9.7%増)、経常利益51億7900万円(8.7%増)、当期利益26億100万円(10.1%増)となった。

第3四半期は、中期経営三ヵ年計画の最終年度として量販店・小売物流などの業務開拓を推進し、昨年10月に百貨店物流機能を持つ江坂運輸と阪神運送の2社をグループ化した。運送事業の概況は、住宅物流と石化樹脂物流は減少したが、量販店・小売物流の拡大と深耕で売上高は974億8200万円(0.3%増)と横ばいで推移した。

流通加工事業は、前期に開設した市川ファションロジスティクスセンター、内守谷新倉庫などの効果や、東京納品代行とイヌイ運送の連結子会社化で、売上高は543億5800万円(7.0%増)となった。

その他の事業は、石油販売事業での単価下落などで、売上高は173億円(2.1%減)だった。

通期は売上高2300億円(8.2%増)の変更はないが、利益面はコスト削減などの効果で営業利益63億円(13.2%増)、経常利益62億円(12.0%増)、当期利益30億円(5.3%増)に上方修正している。

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