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川西倉庫/売上高9.2%減、営業損失1億円

2010年02月10日/3PL・物流企業

川西倉庫が2月10日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は154億3000万円(前年同期比9.2%減)、営業損失1億100万円(前期は1億5500万円の営業利益)、経常損失9000万円(1億6300万円の経常利益)、当期損失1億700万円(7000万円の当期利益)となった。

総合物流業の概況は、倉庫業の普通倉庫業務が食品、雑豆、その他主要貨物の取扱いが低調に推移した。コーヒー豆、化学品の入出庫高は前期を上回り保管高、保管残高が前期を上回った。冷蔵倉庫業務は前期をさらに下回り、出庫高が入庫高を上回ったため、保管高、保管残高とも前年同期を下回ったため、倉庫業の売上高は56億6600万円(7.3%減)となった。

港湾運送業は、北米への輸出船積業務や船内荷役業務取扱いが前期を下回り、輸入貨物取扱いの低迷で荷捌き業務も前期を下回ったため、売上高は14億8800万円(18.0%減)だった。

貨物運送取扱業は、普通貨物と冷蔵貨物の取扱いが減少し、コンテナ運送やトラック運送、小口配送業務も低迷したため、売上高は44億4400万円(10.1%減)だった。

その他の物流業では、国際業務が国際複合一貫輸送業務で取扱い貨物総量が低下。海上運賃なども下落し、輸出入業務とも前期を下回った。流通加工業務は食品関連業務、輸入豆類の選別作業が前期を下回り、手続業務は2009年1月に通関業の許可を受けたため通関業収入が増加し、手続収入は前期を上回った。売上高は37億5800万円(7.3%減)。

通期は神戸港での港湾運送貨物取扱いが引続き低迷するなどで、業績予測を修正しており、売上高204億円(7.3%減)、営業損失2億8500万円、経常損失2億7100万円、当期損失2億1700万円を見込んでいる。

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