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ケイヒン/売上高16.2%減、営業利益45.2%減

2010年02月10日/3PL・物流企業

ケイヒンが2月10日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は274億8100万円(前年同期比16.2%減)、営業利益7億3900万円(45.2%減)、経常利益4億2300万円(59.4%減)、当期利益2億5800万円(61.0%減)となった。

各部門の概況は、国際物流部門の複合一貫輸送は日本や香港の輸出入貨物取扱いが低調で、取扱量は20.2%減となった。輸出車両の海上輸送と海運貨物も低調に推移し、海運貨物取扱量は20.8%減。プロジェクト貨物も大型輸送案件の受注が少なく取扱いが減少した。

航空貨物は輸入貨物の取扱いが増加したが、港湾作業は輸出車両の減少などで船内・沿岸作業の貨物取扱いが低調に推移。取扱量は34.3%減だった。国際物流部門の売上高は96億2900万円(28.2%減)となった。

国内物流部門の倉庫保管・荷役は、機械や食料品などの取扱い減少で平均保管残高は4.9%減。入出庫取扱量は10.4%減と減少した。一般貨物輸送は、化学工業品や住宅関連資材などが低調に推移し、運送トン数も14.1%減となった。

海上コンテナ輸送も取扱本数が減少し、部門全体の売上高は120億5500万円(9.7%減)となった。

宅配物流部門の宅配は、通信販売商品の取扱いが堅調に推移し取扱い件数は1.5%増となった。反面センター作業は低調で、取扱個数は3.8%減。宅配物流部門の売上高は57億9500万円(3.8%減)だった。

通期は売上高357億円(13.2%減)、営業利益7億2000万円(40.3%減)、経常利益2億5000万円(70.0%減)、当期利益1億9000万円を見込んでいる。

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