日本貨物鉄道が2月10日に発表した1月の輸送動向によると、コンテナ貨物の輸送実績は153万トンと前年同月比2.0％増、車扱は104万トンで1.1％減となった。コンテナ貨物全体では16か月振りに前年実績を上回った。
コンテナ貨物は、、農産品・青果物、積合せ貨物などが前年を下回ったが、自動車部品、化学工業品などが前年を上回ったため全体でも増加した。一方、積合せ貨物は貨物量の減少で減送となった。増加したものは化学工業品（9.6％増）、化学薬品（23.3％増）、他工業品（8.8％増）、自動車部品（41.3％増）、その他（5.3％増）で、エコ関連物資は増減なしだった。
車扱貨物は、石油は昨年の消費減少の反動で微増となり0.3％増、このほか車両が2.0％増となった。紙・パルプを含むその他は16.0％減と前年を下回った。
