ジャパンエナジーは3月24日、茨城県を中心とする関東69か所のJOMOステーションで4月1日にバイオガソリンを発売すると発表した。
茨城では56か所、千葉は13か所となる。
同社は昨年11月、子会社である鹿島石油の鹿島製油所(茨城・神栖市)内にバイオETBEを受け入れるためのタンク(容量:5000kl)を新設し、ことし1月下旬から同製油所でバイオガソリンの生産を開始した。
これにより茨城県を中心とするエリアへのバイオガソリンの出荷が可能となり、現在販売している首都圏の8か所を加えると、4月から合計77か所のJOMOステーションでバイオガソリンを取り扱うことになる。
バイオガソリンは、バイオエタノールと石油系ガスを合成したバイオETBE(エチル・ターシャリー・ブチル・エーテル)を1%以上の割合で配合したガソリンのことで、カーボンニュートラルの概念から二酸化炭素(CO2)の排出量抑制に効果があるとされている。