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キユーソー流通システム/第1四半期の売上高3%減、営業利益7.2倍

2010年03月29日/3PL・物流企業

キユーソー流通システムが3月29日に発表した2010年11月期第1四半期決算によると、売上高は323億3000万円(前年同期比3.0%減)、営業利益1億4000万円(623.7%増)、経常利益1億4700万円(前期は900万円の経常利益)、当期損失3600万円(1億2800万円の当期損失)となった。

各事業の概況は、倉庫事業が共同物流の在庫・出荷物量などが減少し、既存取引の売上高が減収となった。利益面は減収が影響したものの、保管の効率化やパレット費用など合理化改善が進捗し増益を確保。売上高は49億9700万円(6.9%減)、営業損失は2億9900万円(前期は3億8000万円の営業損失)と改善した。

運送事業は、既存取引の共同物流や専用物流の売上高が減収となった。利益面では、運送業務の合理化改善が進捗したものの、減収のため粗利益が悪化し、燃料調達単価の上昇などで減益となった。売上高は241億3400万円(2.4%減)、営業利益は3億6800万円(2.3%減)だった。

通期は売上高1324億円(2.2%減)、営業利益12億円(21.2%減)、経常利益11億6000万円(25.0%減)、当期利益2億6000万円(30.1%減)を見込んでいる。

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