商船三井は4月6日、川崎マイコンシティー栗木地区に建設していた新技術研究所が竣工し、4月1日から業務を開始したと発表した。
新技術研究所は船舶の安全運航・環境対応技術や運航コスト削減技術などを探究し、研究開発の核として機能していくもので、施設は敷地面積1825.24㎡、床面積1057.33㎡で。
実験棟には40フィート冷凍コンテナ2本が置ける実験室、防音・防振対策されたテストエンジン室などの研究施設を備え、太陽光エネルギーの利用や自然採光システムを採用するなど、随所に環境・省エネ技術を生かしている。