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アルプス物流/売上高0.1%増、当期利益26%増

2010年05月11日/決算

アルプス物流が5月11日に発表した2010年3月期業績によると、売上高は608億700万円(前年同期比0.1%増)、営業利益34億9600万円(5.3%増)、経常利益36億3400万円(8.7%増)、当期利益18億4500万円(26.7%増)となった。

電子部品物流事業の国内では、筑波、山形、岡山の運送デポ展開、北米向け海上輸送の自営化に向けたNVOCCの推進、海外では、中国での天津・新倉庫や広州支店の開設、米国でのテキサス州・マッカレンの倉庫増床など、グローバル・ネットワークの拡充を着実に進めた。

国内外が連携したグローバル拡販体制を強化し、顧客の物流合理化に適した物流提案や、中国での独自の商流に対応した新商品サービスを提供するなど、新規・深耕拡販を推進し、売上の拡大につなげた。売上高は292億1700万円(6.5%減)、営業利益24億3400万円(5.9%増)となった。

消費物流事業は、グループ会社である流通サービスが、食料品や衣料品などを主要貨物として事業展開しており、売上の8割近くを占める生協関連ビジネスでは、新規取引や受託台数を拡大し、個配業務を中心に増収を継続した。

利益面は、増収効果に加えて、事業運営の効率化や経費削減などの原価改善活動を進め増益を確保し、売上高は222億7300万円(2.7%増)、営業利益8億9300万円(4.0%増)となった。

来期の業績は、売上高640億円、営業利益40億円、経常利益40億5000万円、当期利益19億円を見込んでいる。

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