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丸全昭和運輸/売上12%減、当期利益13.5%増

2010年05月12日/3PL・物流企業

丸全昭和運輸が5月12日に発表した2010年3月期業績によると、売上高は811億5200万円(前年同期比12.0%減)、営業利益27億9600万円(2.0%増)、経常利益31億9900万円(8.9%増)、当期利益19億4200万円(13.5%増)となった。

物流事業は、貨物自動車運送事業が、精密化学品や農業化学品の新規3PL業務の受注による取扱いの増加が関西地区を中心にあったが、同地区での建設機械関連の輸送業務の減少や既存の化成品原料輸送の減少があった。

関東地区では建設機械関連、鉄鋼関連の輸送取扱いが大きく減少し、中部地区では合成樹脂関連、プリンター複合機関連の輸送取扱いの減少があり、全体としては減収となった。

港湾運送事業は、関東地区では石炭回漕業務や石油コークスの新規取扱い業務があったが、建設機械関連の輸出取扱いが減少し、非鉄金属・合金鉄の輸入取扱いも減少し、全体としては減収となった。

倉庫業については、関東地区では自動車部品の減産にともなう取扱いの減少や電子機器の取扱いの減少があった。関西地区ではゴム製品の取扱いが減少し、中部地区では合成樹脂関連の取扱いが減少し、全体として減収となった。

物流事業の売上高は前年同期比13.1%の減の639億8500万円となったが、日用雑貨などの収支改善により営業利益は36.0%増の17億2900万円となった。

来期の業績は、売上高850億円、営業利益38億円、経常利益41億円、当期利益24億円の見通し。

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