トナミホールディングスは8月12日、2010年3月期第1四半期の決算を発表し、売上高274億3400万円（前年同期比15.4％減）、営業利益1億5200万円（58.0％減）、経常利益3億8900万円（24.5％減）、当期損失2億3700万円（前年同期は当期利益2500万円）となった。
主力の貨物自動車運送事業と貨物利用運送事業における輸送需要の大幅な減少で減収となり、燃料費の負担軽減もあったが、取扱物量の減少によ減益で、当期損益は、税効果会計の適用による法人税など調整額を計上した結果、2億3700万円の損失となった。
特別積合せ部門で貨物輸送量の大幅な減少となる一方で、重点事業として3PL事業の取組を促進し、物流ソリューションの進展による業容の拡大につとめたが、生産・在庫調整の進展による保管・荷役作業の低迷などの影響もあり、営業収益は252億7900万円（14.8％減）営業損失3700万円となった。
情報処理事業の営業収益は6億6800万円（43.5％増）、営業利益1億400万円（31.0％増）。
通期は1189億円（6.3％減）、営業利益14億5000万円（2.1倍）、経常利益19億円（79.8％増）、当期利益11億5000万円（4.7倍）を見込んでいる。
