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川崎近海汽船/4-6月は売上高16.6%増、黒字化

2010年07月30日/決算

川崎近海汽船が7月30日に発表した2011年3月期の第1四半期の業績は、売上高95億7300万円(前年同期比16.6%増)、営業利益4億3400万円(前年同期は4000万円の損失)、経常利益3億8200万円(前年同期は5300万円の損失)、当期利益3億5300万円(前年同期は900万円の損失)と黒字化した。

近海部門の不定期船輸送では近海市況の回復に伴い、石炭などバラ積貨物、定期船輸送でも、好調な鋼材需要に支えられ、輸送量は前年を上回り、売上高は36億500万円(34.8%増)、営業利益3億6500万円だった。

内航部門の不定期船輸送では、鉄鋼、セメントメーカー向け石灰石専用船及び小型貨物船の荷動きが急回復し、輸送量は増加した。

定期船輸送は、ロールオンロールオフ船による国内定期航路で、常陸那珂-苫小牧航路が複線化され、効率的な配船と新規貨物の獲得に努め、フェリー輸送では、八戸-苫小牧航路が、トラック・乗用車の荷動きが好調に推移し、前年同期並みの輸送量を確保し、売上高は59億4700万円(7.8%増)、営業利益5400万円。

通期は売上高393億円、営業利益22億5000万円、経常利益20億5000万円、当期利益13億円を見込んでいる。

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