丸全昭和運輸が8月9日に発表した2011年3月期第1四半期業績によると、売上高は211億2000万円（前年同期比9.8％増）、営業利益8億7500万円（72.5％増）、経常利益9億9800万円（49.7％増）、当期利益5億1300万円（43.4％増）となった。
物流事業の売上高は前年同期比12.5％増の168億7500万円、営業利益は81.6％増の6億2600万円となった。貨物自動車運送事業においては、建設重機や鋼板、合成樹脂関連、精密機器や衛生陶器等の取扱いが増加した。港湾運送事業については、非鉄金属、鉄鋼原料、青果物の輸入等の取扱いが増加した。その他、得意先の生産量の回復により全般的に取扱いが増加した。
構内作業および機械荷役事業の売上高は2.1％増の34億7400万円、営業利益は73.0％増の1億3000万円となった。構内作業においては、得意先の生産量の増加に伴い取扱作業量が増加したが、機械荷役事業においては、大型案件の終了や新規案件の減少により取扱量が減少した。
通期の業績は、売上高は850億円、営業利益38億円、経常利益41億円、当期利益24億円の見通し。
