LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

大日本印刷/建築資・機材を一元的に在庫管理

2010年12月16日/IT・機器

大日本印刷(以下:DNP)は12月15日、建築資材や機材にICタグやバーコードを装着して、貸出や在庫状況を一元的に把握できる建築資・機材レンタル管理システムを開発した。

今回DNPが発表したシステムは、建築資・機材の中で、個別に管理する機材にはHF帯ICタグを装着。全体の数量を管理する資材には納品書にバーコードを付与し、どの工事業者へ「いつ、なにを、いくつ」貸し出したか、どのレンタル会社から「なにを、いくつ、どれ位の期間」借りているかをリアルタイムで把握し、使用状況を一元管理するシステム、となっている。

<システムの概要>
20101215dnp.jpg

使用状況の情報は、DNPが運営するデータセンターで一括管理し、建設会社やレンタル会社はインターネットを利用して、場内での機材貸し出しの使用状況を随時確認ができるとともに、月次の請求データの照合もできる。

価格は建設会社がシステム初期費用500万円とサーバー利用費(10万円/月)、レンタル会社はサーバー利用費とICタグ購入費がそれぞれ必要になる。ICタグはロット1万枚で1枚あたり約600円になる。

今後同社は、建設会社やレンタル会社に販売し、5年間で約1億円の売上を見込んでいる、としている。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース