カネカは12月24日、マレーシアの子会社・カネカペーストポリマーSdn.Bhd(以下:KPP)の塩化ビニールペースト樹脂の生産能力を年産約2万5000トン増強し、年産6万トンとすると発表した。
稼働は2012年末で、設備投資額は約30億円。
今回の設備は既存の系列とは異なる乳化重合法の製法を採用し、現在供給している製品に加え、高粘度性や高発泡性が要求される付加価値の高い特殊品の生産も可能なものとなっており、能力増強だけでなく、特殊品の品揃えも拡充し、競争力強化を図る。
カネカペーストポリマーSdn.Bhdの概要
設立:1999年1月
事業内容:塩化ビニールペースト樹脂の製造・販売
資本金:4500万マレーシアリンギット
代表者:社長高木龍一
本社:マレーシアパハン州