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キユーピー/2007年11月期連結、物流事業は増収減益

2008年01月15日/決算

キユーピーが1月11日に発表した2007年11月期連結決算によると、原資材コストの上昇を補うために進めたコスト低減への取り組み、利益体質の強化、成長分野へのシフトなどが進み、営業利益が前年比で11.8%増の158.2億円となった。また、物流事業の売上は3.0%伸び、921.6億円だった。

キユーソー流通システムを中心とした、同社グループの物流事業では、アセット型サードパーティーロジスティクスの提案営業を推し進めるとともに、作業品質や保管効率を高める倉庫作業支援システムや移動棚の導入を進めた。

その結果、食品メーカーを主な顧客とする共同物流は伸び悩んだが、流通業者を主な顧客とする専用物流とキユーソースルー便が伸長。

これが物流事業の売上高を前期比で26.7億円押し上げる原動力となった。営業利益については、共同物流の伸び悩みなどによる固定費比率の上昇、多品種少量化への対応に伴う作業コストやパレット費用の増加などで、前期に比べ34.0%減の21.8億円にとどまった。

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