日本通運が7月22日に発表した鉄道コンテナ取扱実績によると、6月の取扱高は15万5829個で、前年同月比14.0%減となった。
地区別の動向では中部地区と東北地区の落ち込みが大きく、中部地区の実績は自動車関連、金属製品関連、農産物関連の減少などで2万9662個(22.7%減)、東北地区は自動車関連の減少などで1万6461個(20.6%減)だった。
全国7エリア中最も落ち込みが少なかったのは5月同様北海道地区で、取扱い実績は1万7452個(0.6%減)だった。地区別の増減動向では、首都圏地区で書籍・雑誌関連、農産物関連が減少し、関西四国地区は農産物関連、化学薬品関連、金属製品関連が減少。中国地区は紙・パルプ関連、化学薬品関連が、九州地区は自動車関連、金属製品関連、農産物関連がそれぞれ減少した。