岡山県貨物運送が8月11日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は89億300万円（前年同期比15.2％減）、営業利益2億6100万円（287.8％増）、経常利益2億5500万円（372.3％増）、当期利益2億700万円（前期は200万円の当期利益）となった。
事業別の概況は、貨物運送関連事業で昨年末以降大幅に落ち込んだ貨物取扱量が依然回復せず、売上高は84億4400万円（13.6％減）。営業利益は、軽油価格が前期比で大幅に下落したことで燃油費が減少したほか諸経費の削減に努め、1億9000万円（営業損失100万円）と増益を確保した。
不動産賃貸事業の売上高は前期と同額の5500万円となり、営業利益は2700万円（前期は2500万円）となった。
石油製品販売等事業は原油価格の大幅下落によるガソリンスタンドの売上高減少などで、売上高は4億300万円（39.3％減）、営業利益は3200万円（3.1％減）となった。
通期は売上高363億円（10.6％減）、営業利益5億1000万円（209.2％増）、経常利益3億5000万円（307.0％増）、当期利益1億円を見込んでいる。
