国土交通省自動車交通局貨物課は、 平成12年度の宅配便取扱個数を発表した。
個数は、25億7,379万個(うち、トラック運送 25億4,027万個、利用運送 3,352万個)。
これを前年度と比較すると、2億1,634万個、9.2%の増加となっている(うち、トラック運送 2億1,358万個・9.2%増、利用運送276万個・9.0%増)。
便名ごとのシェアをみると、トラック運送については、上位10便が全体の99.6%を占めており、さらに「宅急便」、「佐川急便」、「ペリカン便」の上位3便で77.9%を占めている。なお、2便減少し、合計36便となった。
利用運送についても、「スーパーペリカン便」、「宅急便タイムサービス」、「ロケット便」の上位3便で全体の83.7%を占めている。
平成12年度の宅配便取扱個数が、前年度を上回るものとなった要因については、貨物の一層の小口化傾向、各社の営業努力による新規需要開拓などに加えて、大手事業者において既存需要である積合せ貨物の多数が宅配便にシフトしたことが挙げられる。
宅配便取扱個数の調査及び集計方法
1.この調査は、国土交通省が宅配便運賃を届け出ている各事業者に対し、下記の宅配便の定義に該当する貨物の取扱個数を任意の報告として求めたものであり、その結果を同一便名ごとに集計したもの。
2.宅配便としてカウントする貨物は、一般貨物自動車運送事業の特別積合せ貨物運送又はこれに準ずる貨物の運送及び利用運送事業の鉄道貨物運送、内航海運、貨物自動車運送、航空貨物運送のいずれか又はこれらを組み合わせて利用する運送であって、重量30kg以下の一口一個の貨物を特別な名称を付して運送した貨物。
・ 消費者⇔消費者、企業⇒消費者、企業⇒企業等の運送形態には関係なく、上記に該当する運送はすべて宅配便。
・ 一口で何個もの荷物を運ぶ一般的な積合せ運送や判取り不要のメール便等は、宅配便の対象としていない。
物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信
国土交通省/平成12年度宅配便取扱個数25億7,379万個(前年度比9.2%増)
2001年09月03日/未分類
未分類に関する最新ニュース
- LNEWS/2010年アクセスランキング (12月29日) 2010年12月29日 未分類
- 東洋ゴム/トラック用タイヤなど7%値上げ (12月13日) 2010年12月13日 未分類
- JX日鉱日石エネルギー/ガソリン混入軽油販売 (12月01日) 2010年12月01日 未分類
- JX日鉱日石エネルギー/11月の軽油卸価格1.2円上げ (11月30日) 2010年11月30日 未分類
- ロジスティクス手帳2011/販売開始、特別価格1800円 (11月25日) 2010年11月25日 未分類
最新ニュース
- スズケン/福岡県に物流センター稼働、設備投資60億円(12月29日)
- LNEWS/2010年アクセスランキング(12月29日)
- 日本貨物航空/韓国公取委の課徴金で、ソウル高等法院に訴状提出(12月29日)
- 花王/中国・安徽省に家庭用製品の生産拠点用地取得(12月29日)
- タケエイ/倉庫を取得(12月29日)
- ドイツポストDHL/カーボン・オフセットの輸送サービスが年間10億件に(12月29日)
- 象印マホービン/国内外の物流システム再構築(12月28日)
- モリト/適正在庫のグローバル化実現へ(12月28日)