UPSは2月2日、2010年第4四半期の業績を発表し、売上高134億ドル(前年同期比8.4%増)、調整前の営業利益は18億1000万ドル(43.6%増) だった。調整後の希薄化後1株当たり利益が前年同期を44%上回る1.08ドルに到達した。
2010年12月31日を末日とする3か月間の連結小口貨物取扱量は3.9%増の11億個で、調整済み営業利益率は13.1%となり、報告ベースの営業利益率は13.5%となった。
2010年通期では、1日あたり1560万個に相当する39億個の貨物を配送。売上高は9.4%増の495億ドルに達した。
調整済み営業利益は47%の急増を遂げて58億ドルに達し、国際部門とサプライチェーン/フレート部門ではそれぞれ過去最高となる19億ドルと5億7700万ドルを達成した。
報告ベースでの2010年通期の営業利益は55%増の59億ドルだった。希薄化後1株あたり利益は54%増の3.56ドル、報告ベースでは63%増の3.48ドルだった。
通年の小口貨物取扱量は39億個で、1日当たりの平均取扱量は1560万個。