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ダイフク/4~12月の売上高5.2%増、営業損失3億9700万円

2011年02月08日/決算

ダイフクが2月8日に発表した2011年3月期第3四半期業績によると、売上高は1117億2500万円(前年同期比5.2%増)、営業損失3億9700万円(21億1700万円の営業損失)、経常損失(23億6900万円の経常損失)、当期損失12億9600万円(10億4800万円の当期損失)だった。

従来の物流システム事業はダイフクにセグメント変更になり、受注高は750億3100万円、売上高は690億7800万円、営業損失は4億5900万円となった。

マテリアルハンドリングシステムのうち、保管・搬送・仕分け・ピッキングシステム製品では、新規分野であるリチウムイオン電池工場向け大型案件の受注が寄与したうえ、食品、医薬品、医薬卸、農業、流通向けなどの大型案件が堅調に推移。中小型保管システムや機器製品は、なお厳しい状況が続いている。

液晶パネル工場向け製品では、中国で大型案件を相次ぎ受注。スマートフォンや携帯情報端末で需要が急増しているタッチパネル向け案件も、中国や台湾で受注。半導体工場向け製品では韓国や北米、台湾案件が順調なうえ、中国でも新規案件を獲得して足がかりを築いた。

自動車生産ライン向け製品は、北米の需要が回復してきたうえ、タイ、中国、インド、ブラジル、トルコ向けなどが堅調。国内向けは、依然として厳しい状況が続いているものの、来期には新規大型案件の商談も具体化するものと期待している。

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