名糖運輸が2月8日に発表した2011年3月期第3四半期決算によると、売上高は358億5400万円(前年同期比1.0%増)、営業利益10億6500万円(7.4%減)、経常利益11億1400万円(7.7%減)、当期利益3億900万円(51.8%減)となった。
グループ保有全トラックへのドライブレコーダーの装着と収集したデータの活用、事業所内防犯カメラの設置と活用、運輸安全マネジメントの構築、ISO認証取得の継続、さらにコンプライアンス推進担当者会議の毎月開催による安全・品質情報の共有化等を実施した。
企業活動の品質を高め「CHILLED LINE MEITO」のブランド力向上に努めた。収益面の改善策として、首都圏における配送の一元管理による効率化を推進。顧客の協力を得て配送コースの合理化を進めるとともに、これを関西地区においても着手した。
さらに関東圏のハブセンターとして2010年11月稼働の日高物流センターを取得し、営業力強化による新規顧客の獲得に努める。
通期は売上高470億100万円(1.8%増)、営業利益8億4000万円(12.2%減)、経常利益9億円(13.0%減)、当期利益2億5000万円(33.0%減)を見込んでいる。
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